魚介燻製

ホキの燻製:長い食材は巻いて縛る

調理時間
2日
費用目安
1,000円以下

業務用スーパーで買った冷凍ホキを燻製します。

長さは30cmほどあります。
吊るすとなると結構大型の燻製器が必要になる為、
今回は巻いて縛る事にしました。

巻くことでかなり省スペース化が出来ます。
また脱水がゆっくり進むので、
長期間脱水をしてもしっとり仕上げる事も可能です。

燻製器からはみ出るような食材は、
巻いて縛ってセットをするという手も有る。
という事を覚えておくと便利です。

材料

材料
分量
●冷凍ホキ
半身1枚
〇塩
ホキの容量の4%
〇水
100㏄

手順一覧

1

下処理/①ホキを解凍しておく

2

下処理/②ホキを巻いて縛る

3

塩漬け/塩+水で1日漬け込む

4

塩抜き/1時間

5

水気を拭き取る

6

燻製/桜で70~80℃で1.5時間程度

7

風乾燥/冷蔵庫で1日寝かせる

8

完成

ポイント

燻製が保存食だった頃は、
食材を一度に大量に燻したかったのではないかと思います。

例えば大量に鮭が捕れたとしたら、
冷蔵庫が無い時代早く燻して干物にしたかったと思います。
その為、巻いたり、縛ったり、束ねたりして、
吊るして燻製をしていたと。思います。
※勿論成形という意味合いなど他の理由もあるとは思いますが。

今でも海外の人の燻製をみていると、
食材を巻いたり縛ったりする人が多いです。
これは、燻製=縛る&巻く。
がそれっぽい。
という名残から来ている所もあるような気がします。

実食

ホキって食べたことないと思い購入したのですが、
ググってみると、フィレオフィッシュの材料であったり、
弁当の白身フライの材料など、
結構身近に使われていて驚きました。

今回燻製にしましたが、
とてもタンパクでしたが、煙との相性も良かったです。
ちょっと淡白すぎるのでマヨネーズを付ける事をおススメします。

ホキ白身魚の燻製
燻製後干したホキ
燻製ホキの断面